初心者株入門~株主優待ってなんぞ?~
こんぬつは、magoPです。
本日は株主優待について。
言葉は聞いたことあるけど、
どうやれば優待が受けられるかわからない!って方の為に今回は解説していきます。
目次【株主優待ってなんぞ?】
株主優待は、企業からのお礼のようなもの。
株主優待とは、会社側から感謝の気持ちを込めて、株主に対して贈られるもの。
株主優待の内容は、「自社の製品」や「優待食事券」、「優待割引券」など企業によって様々です。
ところで、優待銘柄の中には優待利回りと配当利回りを合わせると、
なんと10%近くにもなる魅力的な会社もあります。
昨今の低金利時代、ハナクソ程度の利息である銀行預金と比較してみても、相当得であることがわかりますね。
<magoPが良いなと思った優待例、吉野家>
吉野家HD(9861)
株価 1,686(優待の最低取得額168,600)
優待の価値⇒3000円相当の優待券×年2回←まさに神
食費が浮くのが非常に好印象。
しかし、優待内容が良い株は配当内容が弱い印象があります。
自身が株を選択するうえで、何を重視するのかが非常に重要になりますね。
株主優待は、実は会社にもメリットがある。
株主優待は、我々投資家にとって大きなメリットですが、実は会社側もメリットがあるんですよ。
1.長期で持ってくれる安定した株主を囲い込みできる。(買収から守る)
2.配当とは違って、株主優待の場合には会社側の税負担が軽くなる
上記のような安定株主を増やす効果、税負担の軽減効果といったメリットが会社側にあります。
個人投資家はインターネットの普及で数がどんどん増えてきていますので、
昔よりその重要性が増しています。
いつにどれだけ株を持ってればいいの?
株主優待の魅力がわかったところで、
「じゃあどうすれば優待が受けられるねん。」
って思いますよね。
それを知るには権利確定日なるものを説明せねばなりません。
権利確定日とは。
「その日に株主として株主名簿に記載されることにより、株主優待や配当などの権利が確定される日」で、
その多くは決算期末・月末が該当します。
これを見て、「権利確定日の当日だけ株を持って、すぐ売ってしまえば優待がもらえるのでは…」
と考えた人は要注意です!
権利付き最終日に株を持っていなければいけない。
じつは、株主として株主名簿に記載されるためには、権利確定日当日ではなく、
権利確定日の3営業日前までに株を買って持っておかなければいけません。
この権利確定日の3営業日前を「権利付き最終日」、
権利付き最終日の翌営業日を「権利落ち日」と呼びます。
権利付き最終日に株を持っていることで、
権利確定日に株主として株主名簿に記載される=優待や配当などの権利を得ることができるのです。
つまり、
株主優待や配当は「権利付き最終日に株を持っているか、持っていないか」
という点が非常に重要となってくるのです。
極端な話、権利付き最終日の1日さえ株を持っていれば、
株主優待や配当の権利を受けられるということです。
<番外編>権利確定日付近の株価上昇を狙う。
優待を実施する企業では、権利確定日が近づくにつれて株価も一緒に上がっていく傾向が見られます。
なぜこのような動きになるのかというと、優待を欲しい人が権利確定日近くになると株を買い始めるためです。
それを狙って一株儲けようって話です。(雑ぇ)
ですから、権利確定日の直前ギリギリで買うよりも、ある程度の余裕を持って買っておくのがベター。
優待の影響で株価が上がってしまう前に買える可能性が高くなりますからね。
目安としては2~3ヶ月前くらいから指しておくのがいいでしょう。
(※企業によって差がありますので、あくまでも目安程度です。)
優待目当てで株の長期保有をするのもいいですが、
もしかしたらそれ以上のキャピタルゲインを出せちゃうかもしれません。
まぁそれは自身の天秤の中で、「売却益を取るのか」
、「配当優待のインカムを優先するのか」決めてもいいでしょう。
まとめ
株主優待とは、会社側からの御礼品です。
株主はそれだけでウハウハなんですが、
実は会社にも2つのメリットがありましたね。
(株主を増やす効果、税負担の軽減効果)
また、今回権利確定日についても理解できたと思います。
自分の気に入った優待のある株を探してみてください。
俄然magoPは吉野家を推します!(飯優待受けたいだけやん。)
より良い人生を目指して。
magoP
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