ぶっちゃけシュラフ選びってどうしてる?~続・睡眠の重要性~
こんぬつは、magoPです。
キャンプと言えば、焚火、キャンプ飯、自然、夜景…。いろいろ楽しめる事がたくさんありますよね。そんな中で、軽視されがちな物があると思うんです。
テントは割と誰でもしっかり選ぶんですが、寝る時の装備をアバウトしてしまうんです。そうすると、失敗してしまうと思うのですよね。翌日のキャンプが楽しめるかどうかは、何よりも睡眠の質が重要だとmagoPは思うのです。
その時に必要なギアとして、一番メインのものは「シュラフ」
これが睡眠に影響する具合は半端ではないと思います。何せ氷点下にぺらっぺらのものでは寝るに寝れません…。泣
しかし、化繊のものやダウンのものいろいろあってどう決めればいいかわかんないですよね、何よりそんなに安くないものが多い。苦笑
そんな中で、今回は「どのような基準を持ってシュラフを決めるべきか」を考えていきたいと思います。また、どうすれば快適にテント内で過ごせるか、も伝えられたらと思います。
目次【シュラフの重要性・より良い質の睡眠を目指して。】
最初に選んだmagoPのシュラフ
キャンプを始めたばかりの頃は、基本的にはツーリングキャンプがメインでした。(※もう耳タコの方も多いかもしれませんが、挨拶程度に思ってください。爆)結果的に、持てるギアには限りがあります。ですから選ぶギアは必然的に登山用品から選ぶしかなかったのです。最初の頃は、暖かい時期にマターリ出来たらいいな♪くらいにしか思ってなかったので、一番コンパクトかつ軽量なものを選びました。
モンベル ダウンハガー800 #5
これはねぇ、畳むとメチャクチャ小さくなるんです。それこそ、シュラフマットを畳んだ時よりも小さくなるんじゃないかな??実際成人男性の太ももから膝にかけて、くらいの太さに収まります。かなりスリム。コンフォート温度は8度以上のようです。(※リミット温度4度)
この前の長野でキャンプした際は、6度~10度くらいがMAXの冷え込みでしたが、暑すぎてチャック開けて軽く換気しましたね。爆
流石に氷点下にいくと死ねる。
隣のキャンパーさんが15秒おきに「寒い」を連呼してた…。
しかし、3月末くらいの低山に行ってキャンプをした時の事。氷点下にいくかいかないかくらいの気温だと流石に寒かったです。寒すぎて何度も起きました。特に明け方にかけては眠れませんでしたね。苦笑
焚火で暖まったりもしましたが、やはりシュラフに入ると寒さが襲ってきました。そんな辛い思いをした結果、こんな極寒の中でも快適に眠る事が出来るようになるのだろうか…?と考えました。
その時にmagoPが行きついたのは、シュラフの対応するコンフォート温度(直訳で快適温度⇒快適に眠る事の出来る温度)でした。
ドン引きされたギア、とことんまで極端に。
いやねぇ、とんでもない思いをしましたからね。何より寝られないというのは一番辛い…。翌日のキャンプに影響が出る、何より精神的に…。そうならない為に、magoPはシュラフのグレードアップを試みたのです。別にシュラフのグレードを上げなくてもより温かくする手段などゴロゴロ転がっているのですが、知識のなかった当時のmagoPは非常に安直でしたね。
某アウトレットショップのモンベル店内にて。

最強のシュラフってあります??

こちらなどいかがでしょうか?
⇒ダウンハガー800 #0を薦められる。

(なん、なんなんだ…このフカフカ具合は…。こりゃどこでも寝れるだろwwwwってか自分の冬使ってる羽毛布団より断然高ぇwwwwww)

ちなみに、富士山とか登られたりするご予定でもあるんですか?

え、いや、普通にキャンプ場で使うやつ探してますwwww

oh…
僕はあの店員さんの絶句した顔を今でも忘れることが出来ません。しかし、magoPも男ですので最強を出せと言った手前引くことは出来ませんでした。
モンベル ダウンハガー800#0
これね、定価諭吉5人ほど居るんですが、今回はアウトレット価格で4人の諭吉の出兵で済みました。それでも、高かった…。
しかし、これを買うだけの価値はありました。
試しに本栖湖の浩庵キャンプ場で使ってみたのですが、気温が低いながらも爆睡。季節は3月の終わりくらいでしたが、氷点下まで下がった為外は鬼寒かったです。しかし、そんな中快適に眠る事が出来ました。起きたタイミングと言えば、トイレと自分の寝汗だけですね。爆
つまり、温かさが有り余っていた為に更に低い温度まで大丈夫であるという事が証明できました。(※最低気温は-5度くらいでした。)
あとはそうですね、他のシリーズに比べると伸び具合が異常でしたね。中で結構動くことができます、流石スーパースパイラルストレッチ( *´艸`)あとロングサイズを買ったわけではないのですが、サイズ感がかなりでかい…。
この差はなんなんだwww
ですから保温性は最強ですが、収納時に単車に積むとなると若干場所取っちゃうことがネック。でもそれ以外は弱点見当たりませんね。これは。
とりあえず小~大の両極端の物を手に入れてみたのですが、magoPは実はもう次のものを狙っているのです…。
それは、モンベルダウンハガー800♯2
これが収納時にもコンパクトで、保温力も相対的に優れているのではないかと感じたわけですよネ。
モンベル ダウンハガー800♯2
コンフォート温度は0度、リミット温度-6度。これよりも極限のキャンプ地へ行くとすれば、あなたも中々のキャンプ好きだと思うのですが、大体はこれくらいあれば秋口の低山くらいは余裕なのではないでしょうかね。
あと、重要なのは開いてるところからなんかベロみたいなの出てるじゃないですか。あれがね、あるのとないのでは中の保温性が全く違うんですよ。(※たぶんですが)♯2以上からこのベロがついてて、無論#0のものにもついているのですが、これが外の冷気が内部に侵入してくるのを防いでくれるんですよ。だから、2番を狙ってるわけですね。
軽量化を優先する方であるのであれば、#3でも全く問題ないと思います。#5に比べて段違いに温かいです。
その他快適ギア
ひたすらシュラフを推してきたのですが、もちろん快眠具合はそれだけで変わるものではないです。まず必要なギアはこれ。
シュラフマット
モンベル シュラフマット150
まぁ正直真冬にキャンプをする、っていうのでなければどんなものでもいいと思います。爆 しかし、なかったらなかったで底冷えが辛いのと、何より砂利などの上で寝るのは痛すぎる…。テントにも良くないですし、使うようにしてくださいね。快適具合がまるで変わりますよ。掲載量をあまり気にしない方であるなら、分厚くしても良いかもしれませんね。
枕
ニーモ フィッロ
これはねぇ、最初のうちは絶対要らねぇwwwって思ってた。そんなのジーンズ頭の下に畳んで敷けばいいじゃねぇかって。
全然そんなことなかったです。これはニーモのフィッロっていうピローなんですが、あるとメチャクチャ快適になります。何より、寝返りが打ちやすくなるのがmagoP的にはポイント高いですね。(※横向きになっても自然体で寝られる。)
magoPの秘伝ギア、耳栓。
音とか全く気にしない方も居るかもしれませんが、magoPは些細な音でも起きてしまいます。しかしこれをすることによってマジで爆睡するようになりました。
野営の場合、テントの周りをイノシシか何かに囲まれてた事があったらしいのですが、magoPは全く気が付きませんでしたwwwww(※友人が朝鬼の形相で起こしてきた。「何であの時こっちに助けにきてくれなかったんだ!!」って。wwww)
それくらい遮音性のあるアイテムだという事に感動しましたね。
おわりに
以上、「シュラフ選び、睡眠の快適さを求めて…」でした。その他にもいろいろなシュラフブランドがあるので、どんどん手を出していきたいと思っています。(※無論余裕が出来ないとダウンシュラフはポンポン買えるもんではないのですが…。w)
皆さんの好きなシュラフはなんですか?季節によって適切なシュラフが様々あると思います。自分に合ったものをチョイスし、快眠でよりキャンプを楽しめるようになっていただけたら幸いです。
より良い人生を目指して。
magoP