お金の飼い主か、お金が飼い主か。part.3~給料上げれば良くね?~
こんぬつは、magoPです。
今日も前回の続きを書いていきますね。
前回の内容はこちら。
お金の飼い主か、お金が飼い主か。part.2~まずデスルーティンの仕組みを理解する。~
では、
デスルーティンになっている場合、
これをしたら解決するのではないでしょうか。
そもそも、デスルーティンに陥っている場合、
「会社の給料を上げる事によって解決するのかどうか。」
を考えてみましょう。
たぶん、収入が少ないからお金に困っているんだ。
と考えている方も少なくないでしょう。
「こんなに一生懸命やってんだから、給料上げろよ!!」
と直接会社側に交渉しようと思った方もいるでしょう。
でも…。
結論から言うと、何の解決策にもなりません。
一生懸命労働者として会社に従事しても、
抜け出せないんですね。結構ショックですよね。
その理由の一つ目は、
・「給与所得が増える事によって、税金も増えてしまう。」
給与所得は累進課税ですよね。
だから、給与が増えたら増えた分だけ国や地方に収める税金が上がりますよね。
更に従業員というのは、毎月の給料は所得から税金分を差し引かれた状態で支給されるので、
節税が出来ません。
つまり、実質的に使える額というのが急激に増えるという事がないんですよね。
二つ目の理由は、
・「自分の所属する会社が苦しむだけ」になってしまう。
給料が上がるという事は、会社側からすれば「人件費が上がる」という事ですよね。
人件費が上がるというような固定費の増加は、
会社にとっては経営にとって大きな支障が出る可能性が出てくるんです。
どういうことか。
人件費が増加したらした分だけ、会社側はその分企業活動に使える額が減ってしまい、
結果としてチャンスロスに陥る可能性が出てくるということです。
この事業にもっと資金を回せていれば、これだけの利益が出せたのに…
こんな感じで。
つまり、自身の勤める会社に従業員が賃上げをする場合、
その自分の給料を支えている会社自体にダメージを与える事と相違ないんです。
それによって、自身の首が閉まっていってしまうんです。
極端な例を出すなら、
自分の母親の肉を食べてしまっているようなものなんですよね。爆
狭い考え方であれば、自分自身の給料は上がっているから満足できそうなのですが、
広い視野を持った時に、それが自殺行為であることがわかるはずです。
会社が倒産してしまったら、その会社からは給料もらえなくなってしまいますからね。
そして3つ目。
・会社の給料が増えたところで、お金の使い方は何も改善されない。
ここまでくるともうわかりますよね。
というか、前回の記事を読んでいればもうお分かりでしょう。
収入増えても支出の部分が変化しないとデスルーティンからは抜け出せないんです。
要は、どれだけ収入が増えようとも、
支出(負債を抱えるような使い方)の仕方を変えていかない事には根本的な解決にはならないという事です。
これらの事から、
会社に従事して負債を抱え続けていけば、デスルーティンから抜け出せないのはもうわかったと思います。
では、どうすれば抜け出せるのでしょうか。
会社にどれだけ文句をつけて給料を上げても何もならないことがわかりましたよね。
だったら、「他者を変える」のではなく、「自分自身が変わる」しかないんです。
これまで触れる機会の少なかったお金の知識を学び、マネーリテラシーという鎧を身にまとい、
お金の稼ぎ方と使い方を学び、正しくよりクレバーに実践できるレベルに到達しましょう。
例えばなんですが、こんな記事も書いてますので読んでみてください。
お金を貯めるには、銀行預金が正解?
話を戻しますね。
それではようやく本題に入ります。
と言いたいところですが、今日はこれまで。
次回に続きましょうか。
より良い人生を目指して。
magoP
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